人生で3回目のバイクユーザー車検に行ってきました。
毎回車検の前になると、2年前に自分でユーザー車検に行った時のことを思い出そうとするのですが、全く覚えていないんです。
なので、毎回車検前にググる作業が必要となりかなりの手間なので、2年後の自分のためにこの記事を書こうと決めました。
ユーザー車検に初めてチャレンジしようと思う方や、2年前にユーザー車検したけど、やり方忘れたなという方の参考になればと良いなと思います。
目次
ウェブ予約の方法
車検の予約は独立行政法人自動車技術総合機構の自動車車検インターネット予約ページから予約を行います。
予約の時期ですが車検を受けたい日の2週間前から予約が受付できます。
車検満了日の1ヶ月前から車検を受けることができますので行ける日が決まったら2週間前に予約をしましょう。
予約には費用はかかりませんが、アカウントの登録が必要です。
車検予約ページはこちらから⇩
https://www.reserve.naltec.go.jp/web/ap-entry?slinky___page=forward:A1001_01
必要書類の入手
予約をしたら次は必要書類をそろえましょう。
必要書類は以下の通りです。
車検証と自賠責保険、点検記録簿の3点を車検に行く前に事前に用意しましょう。
継続検査申請書と自動車検査票、重量税納付書は検査当日に陸運局で入手します。
- 車検証
- 自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険)
- 点検整備記録簿(バイク用)
- 継続検査申請書
- 自動車検査票1(バイク用検査ライン用紙)
- 重量税納付書
車検証
おそらく、バイクに積んでいるでしょう。
ご自身のバイクの所有者や使用者、登録状況など記載している用紙です。
自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険)
強制的に加入しなければいけない保険です。
車検の時には次回車検満了日以上の期間を要した保険の加入が義務づけられています。
車検の時に2年前に加入した保険証券を持参しましょう。
車検場に自賠責保険の継続手続きができる窓口がありますのでユーザー車検当日に自賠責保険の継続手続きができます。
事前に継続手続きをする必要はありません。
点検整備記録簿(バイク用)
事前にダウンロードできますので印刷してチェックして車検の時に持参しましょう。
もし持っていくのを忘れても陸運局でもらうことができますので、その場でもらってチェックして提出しましょう。
点検なので自分で行って検査者の欄は自分の名前を書いておけばオッケーです。
もし心配ならバイクショップでやってもらってから点検記録簿をもらいましょう。
ダウンロードはこちらからできます⇩
https://www.loony.co.jp/tenken/tenkenkiroku.pdf
継続審査申請書と自動車検査票1(バイク用検査ライン用紙)
陸運局の窓口でもらえます。
窓口または、自動受付機で受付すると記入済みの検査票が印刷されて出てきます。
自動受付機でプリントアウトするのをお勧めします。
重量税納付書
陸運局の窓口でもらえます。
神戸市の用紙は黄色でしたので自治体によっては様式が違うかもしれません。
記入方法は陸運局の壁などに詳しく表示してますのでそれを見ながら記入すると間違えることはないと思います。
アホでも出来ます。
陸運局へ行く
後は必要書類を持参し陸運局へ行って手続きを行うだけです。
手続きの方法はとても簡単。
まずは車検の受付窓口に行きましょう。
どの窓口へ行くか〜順路〜
神戸市東灘区魚崎にある陸運局です。
場内に入り正面の建物へ向かいます。
入って左側に車検受付窓口があります。
まずここに行きましょう。
受付の人に受付お願いします。と言うと必要書類を一式もらえます。
継続車検のウェブでの予約をしてましたら、窓口の人が自動受付したほうが良いよと教えてくれます。
このような予約端末がありますので車検証のバーコードを読み込ませると受付完了です。
めちゃくちゃ簡単です。
バーコードを読んだらこの自動受付機と書かれた下のプリンターから継続検査票が記入された状態で出てきます。
受付のおじさんにもらった書類とここから出てきた書類を持っていったんこの建物から出ましょう。
次に行くところは建物を出て左側にある兵庫県自動車会館と書かれた建物です。
その建物に入ってすぐ左側に13番の窓口、自賠責保険の加入手続きができる窓口がありますので、まずはそちらに行きましょう。
今加入している保険証券を渡して2年間の継続手続きをお願いしましょう。
保険料を請求されますので現金で支払いましょう。
今回私は自賠責保険料2年間で9,270円でした。
地域などによっても違うらしいです。
自賠責保険の手続きを終えると、自賠責保険の受付のお姉さんが「次隣行って!」と親切に教えてくれます。
隣の14番の窓口で検査登録印紙、審査証紙の代金を支払いましょう。
車検証の発行やレーンでの継続検査の料金です。
車検証と継続検査票を差し出すと「000円です」と料金を言われるのでその料金を現金で支払いましょう。
私の場合ヤマハのMT09排気量は845ccですが、1,700円と言われました。
お金を払うと証紙?印紙?を貼ってくれます。
そして隣の窓口に行くように言われます。
さらに右隣にある窓口です。
15番自動車重量税印紙と書かれた窓口です。
重量税の納付書と車検証を渡しましょう。
すると料金を教えてくれます。
私の場合3,800円を請求されました。
現金で支払いましょう。
支払うとこれを持ってレーンへ行くように言われます。
とりあえず、ここに来たら言われるがままに従いましょう。
従っていれば車検は終わります。
書類の書き方
説明が前後になりますが、継続検査票が自動受付機から出てきたら受付の後の壁に書類の書き方の記載例が壁に貼られています。
この壁に貼られた見本と車検証を見ながら書き写しましょう。
アホでもできます。
これを持って自動車会館へ行き支払い関係を済ませましょう。
ユーザー車検にかかる費用
今回の車検にかかった費用は以下の通りです。
自賠責保険(2年間) | 9,270円 |
車検検査印紙代 | 1,700円 |
重量税 | 3,800円 |
合計 | 14,770円 |
ディーラーやショップに出すと5万円以上かかる車検費用ですが15,000円以内でおさまってしまいました。
半日の時間はかかりますがこれだけ安く済むのでしたら超絶簡単なんでぜひやってみてください。
検査場ですること
車検レーンへ行く
支払い関係が終わりますといよいよ車検の検査場へ行きましょう。
構内の配置図を探すか、その辺の歩いている人に聞きましょう。
だいたい知ってます。
兵庫県神戸市灘区は上の配置図の左上のところが検査場になっています。
二輪は一番右側のレーンでした。
1レーンしかありませんので1台ずつ行われます。
レーンに行くとすでに僕の前に3台のバイクが並んでいました。
レーンが開くまで待ちます。
レーンですること
レーンで自分の順番が来たら継続検査票を渡し検査官の言う通りにしましょう。
順番は
①目視で車体番号の確認をしてから、目視での検査、おそらく構造上改造などが無いかみてます。
②ウィンカー、ホーンの点検
③ブレーキ、スピードメーターの検査
④ヘッドライトの光軸検査
⑤排気ガスの検査
以上で終わりです。
スムーズに行くと5分ほどです。
まず、ユーザー車検であることと、私は素人ですと言うことを伝えた上で検査官の指示に従えば誰でもできます。
車検不合格になった時の対処法
僕は今までにバイクのユーザー車検を3回行いました。
その中でレーンでの車検不合格になったケースを2つ紹介しその対処法を書かせていただきます。
その日中に対応しその日中にリカバリーできます。
参考になればと思います。
ヘッドライトの光軸、光量で不合格の場合
僕が初めてユーザー車検へ行った時のことです。
バイクはSR400です。
相当古い車体でした。
ヘッドライトの検査で光量と光軸がずれているという理由で不合格になりますた。
陸運局の近くにはテスター屋という光軸調整をしてくれる店があります。
ググって場所を探しました。
車検場からすぐのところにテスター屋を見つけて行ってきました。
光軸を調整してもらい、光量が足りないと言われたことを伝えると、ヘッドライト検査の時にアクセルを吹かしてアイドリングを上げるようにアドバイスをもらいました。
料金は忘れましたが1,000円か2,000円だったと思います。
調整をしてもらい再度レーンへ、ヘッドライト以外は合格してたので、ヘッドライトの検査だけやります。
アドバイス通りアクセルを開けて回転数を上げ検査機に。。
見事合格しました。
神戸カーテスターの場所はこちら
排気ガスで不合格となった場合
今年2月に車検へ行った時のことです。
排気ガスのCO2濃度が濃くて検査不合格となりました。
普段はアクラアポビッチのマフラーを付けていますが、車検ですので純正のマフラーで挑みましたが不合格でした。
全く理由がわからなかったため、検査官の方に原因を聞いたところエアクリーナーを長期間交換していない場合や、プラグがかぶっている時などに純正マフラーでも排気ガスが規定値を超えることがあるとのことでした。
整備してから再度来てくださいと言われましたが、すぐに整備などできるはずもなく、ググりました。
するとある記事にワコーズのフューエル1が有害排ガスを低減する効果があると書かれていました。
もうこれしかない!と思い近所にあるオートバックスへ行きフューエル1を購入しました。
缶の表面にも堂々と「有害排出ガス低減」と書かれています。
期待で胸がいっぱいになりました。
ちょうどガソリンは満タン状態でしたから1缶の約半分を入れてアイドリングを長めに行いました。
MT09はスロットルボディにカーボンが付着するという持病を持っているため、車検場へ戻るときに高回転まで吹かしながら戻りました。
たったこれだけしかしてませんが、車検場の検査官には整備してきましたと!
再度排気ガス検査を受けました。
排ガスを測定する棒も奥まで突っ込まない方が良いと書かれていたため浅めにずらして再計測。
見事合格できました。
極小ウィンカー「Kijima nano」
僕はこないだキジマのnanoという車検対応の極小ウィンカーを取り付けたので、車検に本当に通るかどうか検証してみたくてウィンカーを純正に戻さずにチャレンジしてみました。
キジマnanoの取付解説はこちら↓
結果は、もうねいきなり、このウィンカーダメですとw
なんで?車検対応のECE認証付きですと説明してもそのマークが見当たらないということと、ウィンカーレンズの面積が7㎠以上必要でこれは明らかに7㎠ないとの指摘でした。
これに対し僕の対処法はウィンカーを点滅させて遠く離れて見てもらい、光は7㎠以上あるでしょうと説明することによりなんとか合格としてくれました。
まじで焦りました。
結構な押し問答があり15分くらいはここで不合格、合格の言い争いになりました。
ですので、ウィンカーも純正に戻してから車検を行くことをお勧めしますが、時間がかかりましたが車検には合格できました。
車検証の発行
レーンで合格スタンプを取得したら、あとは簡単。
車検証を発行してもらうだけです。
受付のある建物へ行きます。
2番の継続持ち込みの窓口へ行き、書類全て渡せば3〜5分ですぐに車検証を発行してくれました。
あとはナンバープレートにシールを貼るだけです。
お疲れ様でした。
まとめ
とっても簡単です。
書類や受付の窓口はどこなのか、不安はたくさんあると思いますが一度チャレンジしてみることをお勧めします。
この記事を見れば誰でも出来ると思います。
2年後の自分もこの記事を読み返すでしょう(笑)
もっと詳しく知りたい方は僕のYouTubeで確認してください。
この記事を動画にしていますので詳しい窓口の場所なんかも動画内で案内してます。
それでは快適なバイクライフを!!